折角の機会ですので、近県のリユース食器関連の団体にお声掛けした所、FESTA de RAMAでご協力頂いている岡山県のNPO法人タブララサさんも参加してくださいました。
当方からは、grassrootsのメンバー4名とおりづる作業所から1名の計5名が参加しました。
まずはそれぞれ自己紹介を行い、スペースふうさんが作成されたDVDを拝見。
その映像をきっかけに矢継ぎ早に質問が飛び交い、意見交換が行われ、気が付いたら、あっと言う間に予定されていた2時間が経過しておりました。話が尽きない一同は近くのCafeへ場所を変えて、その後さらに2時間半、熱のこもった情報交換会になりました。
たくさん参考になるお話があったのですが、まず第一にリユース食器の運営をコミュニティービジネスとしてしっかり事業化されていることに大きな希望を抱きました。
Reuse Projectでは’09年の試験運用を経て、'10年度の今年が本格稼働初年度。お蔭様でここまでで52件のイベントでご利用頂きました。わすかながら作業所へ工賃をお支払することができ、事業収益を作ることもできました。しかしながら、人件費を出すには至らず、より多くの方々に利用してもらえるようにという想いから、収益は専ら食器の買い足しなど、投資に使っております。
伺ったところ、スペースふうさんでも初年度は0円、2年目でやっと時給200円だったとのことで、やはり当初は投資を優先させていたとのこと。
方向性としては大きく外れていないとわかり、安心しました。
また、信念と情熱と勇気を持って進んでいくところに、自ずと道が拓けるということを理事長永井さんのから教わったような気がします。まだまだできることはたくさんある。
ちなみに山梨ではJリーグのヴァンフォーレ甲府のホームゲームでリユース食器が導入されていて、かなりゴミ削減が進んでいるとのことでした。広島もJリーグはサンフレッチェがあります。先例があるので可能性はあるかもしれない…と改めて思いました。いろいろと動いてみたいと思います。